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────『急行電車が、通過いたします。危険ですから、黄色い線の内側へ──』 やがて電車が通過する。ホームに騒音を響かせて、風を起こして、通り抜けていく。 電車が、走り去る。遠くへ見えなくなる。 ホームからは、人影が一つ、消えている。 地面に煙草の灰と、水滴の跡だけを残して、その人影はもうそこにない。 もう、そこにいない。────
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