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────駅のホームから、階段を下っていく足音が一つ。 その背は、紺のパーカ、荷物は小さなショルダーバッグ。──── ****** わかっておいてくれないか。俺には、ちゃんとするって、すげえむずかしいことなんだからよ。 だけど、もうちょっとだけやってみるよ。 あいつはまだ怒ってるだろうか。 俺はもう一度、あいつに会いに行く。
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