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陣内の背中は広くて分厚い。
しかも、深層筋まで浮き出しちゃってるんじゃないの、ってくらいの解剖生理体型。
その滑らかな膚の表面は汗で湿っていて
男らしさと雄(オトコ)の匂いが立ち上っている。
ちょうど肩甲骨の下辺りでガタガタとした何かが人差し指と中指に触れた途端。
「……有馬さん……」
陣内が、私から突然チン出を果たし
恐ろしいくらいに艶やかな表情(カオ)を向けてきた。
いきなりの束縛解放に頭がついていかない。
なのに、今の今まで塞がれていたクチからは温いような熱いような滴が漏れた感覚があった。
「オレが無理だった……
やっぱりちゃんとさせて?」
「ひ、わぁ!」
背中と膝の裏を掬われて、そのまま階段を上がる陣内が私を連れ込んだのは
広いベッドのある、所謂寝室。
ここで、コイツは寝てるのか、と思った瞬間に毛穴がブワンと拡がった。
陣内は道具か何かを扱うように簡単に私の上げ下ろしをする。
ベッドに腰を下ろした陣内の上に私は下ろされたのだ、と分かった時には
もう今日3度目のチン入を許した後だった。
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