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ぎょっえ、ぅええ!
「有馬さん、力、力抜いて……」
「い、……ぃてる……」
「あぁ、……そ、そのまま……」
当てられたと思ったら
ぐぃ、と割り開きながら奥へと進む。
あれだけ突っ込まれていたのに
狭く閉じているその肉と肉の間を
ザクザクと劈くように侵入し
“パンっ”
トイレの壁、桃を撃つ音が綺麗に反射する。
「ひゃ!」
思ってみなかった衝迫に
緩んでいた口元から漏れた声。
「静かにして?有馬さん」
陣内は、ふ、と笑いながらペタリと寄り添った私の耳朶に、食み付くようにして、その吐息(コエ)を滑り込ませる。
「ぁ、」
「とろとろ」
言わないで。
ほんとの、ホントに言わないでほし……
「有馬さんも、シたかった?
ファストセックス」
ぐんぐん、と突いてくる陣内の無遠慮な腰が
桃を奮わせる。
「ちょ、まっ」
「待つ?無理無理、もう出るもん」
「へっ」
「有馬さんが、チューブ挿管してる時から勃起してたんです」
「え、っ」
「カテーテルぶち込む時にはもう頭の中では有馬さんにぶち込んでました」
「は、はぁ??」
グィグィと圧し上げてくる陳内。
それに悦びを隠せない襞っ襞はぶっちゅぶちゅ陳内にキスをする。
いや、いやだぁ!
こんな私はいやだぁぁああぁぁ!
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