17人が本棚に入れています
本棚に追加
蒸し暑い夏の真夜中
丁度1時頃
時間を遡り夜11時頃
何故だか急に胸騒ぎがしたのを
ハッキリと覚えている
何時もなら寝ている時間帯
何かが引っかかり眠れない
アタシの心の何かが消え
ぐっと不安になる
何だろう
とても嫌な予感がする
アタシは布団で眠る旦那の腕からするりと抜け
正体不明の動悸と震えが止まらない身体を静まらせようと
冷蔵庫に手をかけ
中に入っていたお茶をコップに一杯
ごくりと喉に通す
何時もなら
旦那が居てくれるだけで楽になれるのに…
内臓に障害を持つアタシは
肺と心臓と脳の信号が上手く廻らなくなり
過呼吸や呼吸困難に陥る事が多い
それでなくても肺が急に痛み出し
吐血するまで咳を繰り返したり
酸素が急に身体に入るのを拒み気絶したりする
最初のコメントを投稿しよう!