不安を抱く…それは

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蒸し暑い夏の真夜中 丁度1時頃 時間を遡り夜11時頃 何故だか急に胸騒ぎがしたのを ハッキリと覚えている 何時もなら寝ている時間帯 何かが引っかかり眠れない アタシの心の何かが消え ぐっと不安になる 何だろう とても嫌な予感がする アタシは布団で眠る旦那の腕からするりと抜け 正体不明の動悸と震えが止まらない身体を静まらせようと 冷蔵庫に手をかけ 中に入っていたお茶をコップに一杯 ごくりと喉に通す 何時もなら 旦那が居てくれるだけで楽になれるのに… 内臓に障害を持つアタシは 肺と心臓と脳の信号が上手く廻らなくなり 過呼吸や呼吸困難に陥る事が多い それでなくても肺が急に痛み出し 吐血するまで咳を繰り返したり 酸素が急に身体に入るのを拒み気絶したりする
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