7人が本棚に入れています
本棚に追加
総司「ふ~ん…ところで土方さん」
土方「なんだ」
不機嫌に土方が返事をする
総司「平助がふらふらっと何処かへ行ってしまいましたよ?」
いつの間にか隊を離れ、どこかに行ってしまった平助
土方「なっ!平助!!組長ともあろう奴が隊を置いてどこ行きやがった!」
総司「あーぁ…土方さんまで隊を離れちゃダメじゃなですか」
それを聞いた土方までもが隊を離れ、平助を追いかけて行った
隊士1「あ、あの沖田組長…」
すると隊士の1人が不安げに沖田に声をかける
総司「大丈夫ですよ。私は隊を離れたりはしませんから。軽く見回りをして屯所に戻りましょう」
冷静に、そして優しく微笑む沖田に隊士達は安心していた
総司(先に屯所に戻って土方さんの豊玉俳句集を見つけなくては…私1人に隊を任せるなんて!)
だが、沖田の心の中は黒かった。
最初のコメントを投稿しよう!