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この後俺は、己の言葉通りに独身貴族を貫くことになるが、その余生は案外と忙しいものになる。
大人になった佑衣にはなんだかんだと文句言われながらも心配され、結婚資金をたかられ。
どういうわけか、陽介と真琴の子供の面倒まで見ることになり、せっかくの独身貴族が気苦労ばかり重ねることになるのだが、当然今はまだ、知らない話。
人というのは中々、望んでも一人にはしてくれないものだ。
End.
※※※※※※※※※
あとがき
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面倒見は良いがちゃらんぽらん、地に足つかない子供みたいなオッサン。
睡眠サプリのカズにちょこっと似てるかな?
人としては面白いけど男としては最低最悪、ってやつ。
私大好きw
そんな最低男に一度は責任取らせた真琴の姉ちゃんが最強なのだというお話。
人というのは、案外中々一人にはしてくれない。
それが絆というものじゃないかなー。
一人を好むはずの男が神崎家の長女に嵌められ責任を取ることになったのもまたひとつの縁、絆ということで。
この後、オマケ
陽介&真琴、車内の会話
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