露店商 火の玉屋

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その命は、夜宮のある一晩しか持たぬが、それを楽しみに毎年、火の玉屋を訪れる人が絶たないのだ。 楽しみにしてくれる人がいるから、火の玉屋は毎年開く。 そして、毎年こう言うのだ。 「今年もありがとよ!もう、やめるけどな!」 おしまい♪
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