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『しかし…レイヤって綺麗だな…』
レイヤを見つめ
お酒を飲むゴーレム
たくやはそんなゴーレムを見て
『そんな事言ったら奥さんに悪いですよ!』
ゴーレムはチラッとたくやを見て
『そうだな~~奥さんに悪いよな~~』
レイヤを見ながら言う…
『たくや~お前もいい歳だろ~~~彼女とか作らないのか~~~~』
『い”っ…いや…俺は………』
たくやはレイヤを見る
ゴーレムはたくやを見ながらにやけ、フンッと鼻で笑い、酒を飲む
たくやはレイヤの事が好きだった…
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レイヤは15歳
この世界では立派な成人
たくやがこの村に来たのは10年前
レイヤが5歳の時にこの世界に吸い込まれた
ゲームの世界に…
10年前の踊り子は顔や体がカクカクと人間とは思えない程
四角い体をしてた
もちろんゴーレムのおじさんや村の人々
モンスターさえ
たくや自身もカクカクな四角い体
昔のゲーム機は画像が悪かったから仕方がないが……
しかしこの10年で大きく変わった
現実の世界が進化している事がわかる……
どんどん年を重ねる毎に 細かくなっていく
景色も最初は小学生が書いた絵みたいだったが
今は実に綺麗!美しい!
横にいるおじさんがこんなにハゲでデブだったとは…
たくやはレイヤを見つめる
現実の世界でも見た事ないほど綺麗だ……
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レイヤのショーが終わり
ゴーレムと思い出話がスタート
『本当に底無しですね!ゴーレムさんは!』
酔っ払いのたくやは笑う
『当たり前だろ?底無しだ!ここの酒はうますぎんだよ!!!!』
笑いながら話すゴーレム
『明日は教会の屋根の修理だったな!そろそろ帰るか!』
『はい!』
たくやはゴーレムさんが用意してくれた小屋に戻り
すやすやと眠る
この村に居座るたくやに
冒険はない……
次の日……
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