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空には無数のドラゴンが…
たくやは額の汗を拭き、剣をにぎりしめた
『ギャォォォォォォ!』
ドラゴンの目に弾が当たった…
弾を操る魔法で、たくやを援護する…鈴木
『鈴木さぁぁぁん!!』
後ろではゴーレムがドラゴンと闘ってた
『ウォォォォォォ!』
ゴーレムは闘いながらも…たくやの名を叫ぶ…
『たくやぁぁぁぁ!!』
・
・
・
『たくや!!』
…
『起きろ!たくや!』
…
『ん”…ん…』
目を擦りながら、たくやは起き上がった
『お…おはようございます…ゴーレムさん…』
『飯の用意できたぞ!』
ゴーレムはたくやの頭をなでニッコリ笑う
今日はなんか…リアルな夢を見たな……
『いただきまーす!』
むしゃむしゃ食べるたくや
『おいおい!そんなに焦るな!飯は逃げんぞ!』
『ハッハハハハ』と笑うゴーレム
飯を平らげ…ズボンの右ポケットからタバコを取り出す
…
朝起きたら…必ず…ズボンの右ポケットにタバコが入ってる…100円ライターと一緒に……
タバコもたくやの体の一部とみなしたんだろう…
この10年間…タバコと火には困った事ない…
一晩寝れば…必ず…右ポケットに……
『また!モクモクか!それ臭いんだよ…』
ゴーレムはタバコの臭いがあまり好きじゃなかった…
この世界にタバコはない…
『今日は教会の屋根の修理だ!この村で1番高い建物だからな!たくや、気をつけろよ』
『ゴーレムさん!ここの村以外の村はどんな感じなんですか?』
『たくやはここの村から出たことないからな…』
たくやは10年間…この村から出たことない…
出たとしても村から百メートル範囲…
モンスターが…恐かった…
『そうだな~村以外にも…町…洞窟に住んでいる人もいる…それから城かな…
住んでる所で文化は違う!たくやも他の町を見たほうがいいぞ!』
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