第1章 変わった友達

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それは、なんとな~く暇で、遊び相手も居なく、家でテレビのチャンネルを変えながらスマホをいじっていた時だった。 一通のメール受信。 開いて見てみると… メル友で、比較的近所に住んでいる乱丸からのメールだった。 元は某SNSサイトで友人になったのだが、住んでいる場所が近くだったのと、彼の人間性の面白さに引かれ、本当のメル友になったのだ。 なんせ彼は大学で化学を専攻していながら、化学とはまったく正反対と思われる超状現象や妖怪にやたらと詳しく、妖怪を科学的に解明すると言って某SNSサイトの文学作品投稿に、「妖怪を科学する」と言ったタイトルの作品を投稿すると言った、普通と違う思考の持ち主なのだ。 『今から近所のファミレスに来れない?』 彼からのメールを見た瞬間、「私」は『すぐに行く!』と返信すると、暇潰しをできる楽しさに胸をワクワクさせなら家を飛び出した。
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