事件・事故の伝説

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人間シチュー 都内の木造アパートに、単身赴任の男性が暮らしていた。 このアパートのお風呂は浴室内にガス釜が設置されている。 種火を着火したままにしておいて、追い炊きの種火にするというタイプのお風呂釜である。 温度調節機能はついていない。 お湯を熱くしたいときは追い炊きをして、適温になったところで火を消すのだ。 この男性が入浴中に心臓発作を起こして亡くなり、しばらくたってから発見された。 家族がやってきて遺体の確認をしたいと申し出たが、警察側はこれを拒否した。 それもそのはず、亡くなった男性は熱いお湯の中で、湯船全体が内臓や骨でどろどろの状態になるまで煮込まれていたのだ。
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