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「どうぞ……下着はつけてないから」
しおらしく足を開いて
僕はもっと体を反らせる。
「ああ、でも――」
そうして
期待させておきながら
ギリギリのところで踏み留まらせ。
「なんだよ?」
「僕のお願い――聞いてくれるならだよ?」
無邪気に笑いかけるんだ。
「お嬢ちゃん……」
「なあに?」
キンバリーは舌舐めずりして
掠れた声で囁く。
「――何でも言いな」
諸君、分かるかい?
「ン……アアッ……!」
言いなりにされながら
いつだって主人は僕なのさ。
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