第7章

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「どうぞ……下着はつけてないから」 しおらしく足を開いて 僕はもっと体を反らせる。 「ああ、でも――」 そうして 期待させておきながら ギリギリのところで踏み留まらせ。 「なんだよ?」 「僕のお願い――聞いてくれるならだよ?」 無邪気に笑いかけるんだ。 「お嬢ちゃん……」 「なあに?」 キンバリーは舌舐めずりして 掠れた声で囁く。 「――何でも言いな」 諸君、分かるかい? 「ン……アアッ……!」 言いなりにされながら いつだって主人は僕なのさ。
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