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バイトの帰り道、ラブちゃんがキスをしてくれた。
多分、ご褒美のキス。
バスツアーの後、ラブちゃんに再会したはいいけれど、約束のご褒美をどうやって貰えばいいのかわからず、困っていた。
ラブちゃんに近づきたいと思うけど、距離の詰め方もわからない。
そして、ラブちゃんとお近づきになりたいのは、自分だけじゃないということに思いたり、距離を縮めることと、ラブちゃんの安全の確保のため、ずっと見守っていた。
そう、あれは俺が、帰り道ラブちゃんの安全を見守っていることに対しての、感謝とご褒美のキスなんじゃないかと思っている。
いや、思いたい。
あれが、コスプレ撮影イベントで約束した『ラブちゃんを見つけたご褒美』だったりしたら、俺のコレをさわってもらったり、さらには、ラブちゃんのお、お口に入れてもらうという、甘い夢は露と消えてしまうことになる。
ラブちゃんの柔らかな手に包まれ、慎ましやかな口に、俺のコレが入って…。
あの、可愛らしい舌が、俺のコレにふれて……。
…ダメだ、ついついコスプレのラブちゃんで想像してしまった。
あの格好じゃ、可愛らしく清廉なラブちゃんを穢すという背徳感で興奮しすぎてしまう。
ふれた途端イクという、みっともないことになってしまいそうだ。
伊良部(いらぶ)で…、伊良部のときのラブちゃんなら…。
バイトの和風な制服の胸元がちょっと乱れた伊良部が、座敷席の畳の上で膝立ちで…とか。
こ、このあいだのベージュのハーフパンツはエロかった。
肌とそんなに変わらない色で、体勢によっては、綺麗にお尻のラインが出て…。
だめだ、薄いようで綺麗な丸みもある、あのお尻を思い出すと……。
いや、お尻が見えなかったとしても、俺の顔の上にまたがってしゃぶられたりしたら…。
うぁ…………。
69という体位を考えたヤツに、ノーベル賞を与えたい!
ラブちゃんにお口でしてもらいながら、ラブちゃんの下半身に触り放題とか!!
あの太ももに触ったり、ラブちゃんのモノにキスしたり。
太ももできゅっと顔を挟まれたりしたら…。
はふ…ダメだ。
俺………秒殺だ。
ま、まぁ同一人物だからな…。
むしろ素のラブちゃんの方が、想像がリアルでヤバい。
とにかく、ご褒美をもらう前には一度抜いておかないと、早漏の烙印を押されてしまう可能性が非常に高くなりそうだ。
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