ボクがパパに…?

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「アケミ、 気分が悪いのか!」 心配になったボクはオロオロしながら声を掛けると… 「ハル、 あ、あたし… デキちゃったかも…」 少し興奮したアケミの声に、ボクは思考が止まる! 「ハル! あたしだけでなく、 ミホさんも、 妊娠したかも知れない、って! どう言うことなたのよ!」 リビングでアケミが大声を上げて、ソファの上で横になっているミホを指差してボクに詰め寄ってくる… 「ご、ごめん…なさい!」 アケミの留守時に一度だけ、ミホとヤったことを白状したボクはおでこを床に着けて謝っていると… 「ハル、 過ぎたことは仕方ないわ… あたしとミホさんの赤ちゃんが産まれたら、 全てハルが世話をしてもらうわよ!」 アケミはボクを抱っこして頬ずりする。 「春、 あたし…も、 嬉しい…」 ミホも寄ってきてボクの手を握っていたが… アケミがミホの肩に腕を回してボクを挟むように抱き合った。 く、くるし…い…! 挟まれて息継ぎが出来ないボクは身体を捩ると、 アケミは腕を緩めてソファに座らせてくれた…
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