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「…良かった」
明かりが漏れていたのは女子バスケ専用ホールだったからだ。
でも…
もしも…女子が一人だったら、深夜で練習は危険が大だしな…
もし、女子が襲われても貧弱のボクは守れてやれないしな…
よし!
今から練習を切り上げて帰らせよう!
「ちょっと!
もう23時半は過ぎてるか…」
意を決したボクはホールに入るなり、注意を促そうとするが………
ボクの目に映ったのは……
こちらへ目掛けて放られたバスケボールだった!!
バコーーーン!
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