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7年も帰らなかった町は…
あまり変わってない…
久しぶりに帰ってきた町は、ボクを待ち侘びてるように感じた…
ボクはハンドルを握りながら、アケミとミホに町のことを説明する…
「静かな所ね…」
「春が育った町かぁ…」
アケミとミホは車の中からキョロキョロと町の中を興味深そうに見回している。
「着いたよ」
ボクは一軒の家前に車を停めた。
ーあれから7年か…あまり変わってないな。
ボクは運転席から降りて懐かしい家を見上げる。
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