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…ペチ……ペチ…
……ん…?
頬を軽く叩かれてボクは少しだけ目を開けると…
「あ、起きた?」
嬉しそうに口元を上げる女の顔が現れた。
「……あ!」
ボクは慌てて起き上がろうとするが、ダメ!と彼女に両肩を押さえられる!
………ん?
頭の下が少し硬めのクッションに支えられていることに気付いたボクは右目を横へ動かすと、彼女のユニフォームが見えた…
…………
驚きよりも生まれて初めて異性に膝枕している嬉しさがこみ上げて来て、彼女の顔が滲んでくる…
「……ハルくん?まだ痛いの…?」
ボクの涙に彼女は表情を曇らせ、顔を近付け唇を塞いできた……!?
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