苛酷!コスプレ修行~?

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「何だ、イミテーションか」 と見上げると壁に振子が揺れる時計があったが 針は止まっていて下にデジタルで 時間が表示してあった 何ですかぁ? こりゃイミテーションの嵐だな そんな事を思ってニヤニヤしていると 廊下に続く扉を開けて女の人が現れた 派手な黄色地に赤や青の花柄のワンピースを着て 茶色のパーマの髪の毛 顔はちょっとプックリしたおばちゃんが 買い物籠を持って現れた 俺は思わず 「ぷっ!何です、その格好?あははは、凄いな」 と笑うと、おばちゃん怖い顔をして 「フフフフ、これぞ、パターンA オオサカのおばちゃんだ!」 と言った 「オオサカ?って何です?」 「煩い、そう言う名だ 次はお前の番だオオサカのおばちゃん2でゆくぞ」 と、俺の手を掴んで引っ張ったので 「やめて!おじちゃんにして!御願い」 と抵抗したが引き摺られる様に メイク室へと連れ込まれた そしてカシンおばちゃんは 「脱げ!」 と言った、俺は服を脱いだ、すると 「これを履け」 と女物の下着を渡された 「下着はいいでしょう?下着は、それは変態でしょう!」 「馬鹿者! 男物の下着と女物の下着では歩き方が違う スパイは直ぐ見抜く、分かったか いっそお前の○ンチンまで、切りたい位だ! 良いか、プロには性別の判らない者までいるのだぞ!」 「へぇー凄いんだ、って、事は、 カシン先生ひょっとして、女?」 「ふっ、どうかな?」 と、いや~な顔で笑った どうせ、どの道 おばちゃんかおじちゃんなんでしょ どうでもいいや、と若い俺は後ろを向いて 下着を着替えた最悪の履き心地だった よく、こんなもの履くなぁ~ と俺は感心してしまった いやおばちゃん達にである 締め付けがきつい! 俺の服は地味な柄の物だった。 image=510033141.jpg
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