帝と焔

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 「全くうるさいですね。それなら私にも一つ言いたいことがあるんですよ」  「何だよ」  「あなた、なぜそんなに格好いいのですか?」  「は?」  焔は質問の意図がつかめず、首を傾げる。  焔は帝ほどではないにしても、かなり整った容姿をしていた。  茶髪にピアス、それと眼鏡が地味すぎず、いいチャームポイントになっている。  「って俺がイケメンだと問題あんのか?」
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