43人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
「行くところがないのなら家に来ればいい」
その人はそう言ってくれた。
行く当てもなかった私はこの人の家に泊めて貰うことにした
家は彼と私の狭いアパートと違って、とても広い一軒家だった
綺麗な家具は真っ白でとても眩しい。床もなんだかツルツルだ。
「何もしなくっていいんだよ?そこにいてくれるだけでいいんだ」
その人は言った。
私は嬉しくって涙が出るかと思った。
昼も夜もその人は私を抱き締めてくれて、何度も
「可愛いね、好きだよ」
そう愛してくれた
ただ
一つだけ問題があって・・・
ご飯の趣味が合わなかった
最初のコメントを投稿しよう!