外の世界

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「行くところがないのなら家に来ればいい」 その人はそう言ってくれた。 行く当てもなかった私はこの人の家に泊めて貰うことにした 家は彼と私の狭いアパートと違って、とても広い一軒家だった 綺麗な家具は真っ白でとても眩しい。床もなんだかツルツルだ。 「何もしなくっていいんだよ?そこにいてくれるだけでいいんだ」 その人は言った。 私は嬉しくって涙が出るかと思った。 昼も夜もその人は私を抱き締めてくれて、何度も 「可愛いね、好きだよ」 そう愛してくれた ただ 一つだけ問題があって・・・ ご飯の趣味が合わなかった
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