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初めて泡盛を飲まされて、
ビールではいくら飲んでも酔えない俺も、何杯目かわからなくなったところでだいぶ酔いが回ってきた。
そういえば、彼女とお酒飲んだことなかったな
今度酔わせてみたいな…酔った彼女を抱いたら…エロくなんのかな…
先週末仕事で講習会入って会えなかったから、もう3週間会ってない。
そのせいで彼女の肌がそろそろ…恋しい…。
妄想で意識がフワフワ飛びそうになったところで、いきなり肩に顔を寄せて来たナースのせいで現実に戻された。
「ねぇ、聞いてますぅ?」
「え?何か言いました?」
少し距離を取りたくて手でグラスを持って寄せてきた顔を遮断した。
「だから、さっき言ってた遠距離恋愛中の彼女さんのことですよ?
大丈夫なんですか?
遠距離恋愛なんて、なんのメリットもないんですよ、
メリットって言ったら浮気してもバレないってことぐらいで。
遠くのレストランより、近くの吉野家って言葉あるでしょ?」
「初めて聞きました。それ、今作ったでしょう。」
「だから、あなたがいくら高級店だとしても、近くの吉野家のほうが安くてお手頃て、時間もお金も心も余裕ないときは、吉野家で夕飯済ますってことですよ!
今頃、彼女、吉野家で食べて、食べられてるんじゃないですか??
遠距離恋愛なんてホントに大丈夫ですかー?」
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