煌めく季節の中で

いよいよ……？

「類……」

「真弘、どうした？」

「早く来て。寂しいよ」

「ごめん。そうだよな」

類はすぐにベッドに戻ってきて、僕をぎゅっと抱き締めてくれた。

服を脱いでってお願いしたのは僕なのに、我が儘言ってるよね。

でも。

「ふふっ、温かい」

胸に顔をスリスリすると、類がくすぐったそうに身をすくめた。

「ありがとう。
類が告白してくれたから、僕は今こんなに幸せになれたんだよ」

「俺も、幸せだよ。
まさか真弘が俺の恋人になってくれるなんて思わなかったから。
諦めなくて良かった」

「大好き」

類の頬にチュッとキスをすると、類から唇にお返しのキス。

「ふふっ」

二人で笑いあって、またぎゅっと抱きついた。