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「仲直りだね」 「あ、ありがとうございます!」 陽平は、紅音の頭を優しく撫でる。 「先輩…あの…好きです!」 「………じゃあ、彼女になる?」 「え!?いいんですか!?」 「うん。これから紅音ちゃんは、俺の彼女ね。さ、送るから帰ろうか」 「はい!」 紅音は嬉しそうに頷くと立ち上がり、陽平は紅音の自転車を起こすと押して歩き出し、慌てて紅音が後を追う。
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