ロドリゲス先輩

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高校の時に一学年上にロドリゲス先輩という方はいませんでした。 ロドリゲス先輩(以下、ロ先輩)はアリゾナ産まれの函館育ち。 生粋の博多っ子でした。 歳は37歳。体からはカブトムシの臭いを発し、前歯には必ず青ノリがついています。体型はウクレレ。 ロ先輩は数々の伝説をお持ちです。 以前、文房具屋で消しゴム(シャーペンの先についてるヤツ)を万引きし、店番をしていた小学生にボコボコにされていました。 その時に奥歯を全部失いました。 当時の担任はこう言っていました。 担任「アイツは恐ろしいヤツです。あれほど消しゴムはやめとけと言ったのに…………。 ……………言ったっけ?いや、言ってねーな。絶対。」 ロ先輩は100mを60秒代で走ります。 走っている最中、必ず骨折します。 だいたい、恥骨が折れます。 ゴール間際で折れます。 土日祝日は鎖骨も折れます。 ロ先輩の家は空き缶で出来てます。 近所の小学生に全壊させられたらしいです。 腹いせに近くの幼稚園に殴り込みにいきました。 保母さんにボッコボコにされ、クツを舐めて許してもらったそうです。 ロ先輩は一日に10回は職質されます。 お巡りさんがいると、猛ダッシュで逃げます。 何もしてないのに発砲されます。 ロ先輩死んだフリします。 たまに心停止します。 ロ先輩はご飯に小麦粉(中力)をかけて食べます。 本人はソレをペペロンチーノと言い張ります。 否定するとマジギレします。 力み過ぎてウンコ漏らします。 本人は漏らしていないと主張します。 証拠湮滅のために机の中に隠します。
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