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「!?こんなことがあっていいのだろうか・・・」
僕は今しがた、ある学園の掲示板に貼り出された1枚の紙の前で
立ち尽くし、そう言葉を漏らした。
『鶴美学園高等部入学候補者一覧・・・・・・・・・仮1年C組 木ノ葉 恵留』
僕の周囲では、喜びのあまり涙する人、努力が実らず崩れ落ち落胆する人、
あまりに両極端で残酷なこの空気の中で、ただ一人現実を未だに飲み込めず
恵留は掲示板を幾度も見返したのであった。
「僕は、4月から鶴美学園に通える・・・・・・」
こうして、恵留の新たな青春?物語が始まるのであった。
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