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でも、ダメだった。
気持ちよさそうに自転車を乗ってるハナを見て、ハナの声を聴いたとき、もうダメだって思った。
ハナのそばに居たいって思ったんだ。
だから、未来を変えようって思った。
だから俺の思い出せることは全部メールした。
少しでも悪いことが避けれるならそっちのほうがいい。
もしかしたら、これから起きる最悪の事態も避けれるんじゃないかって。
これでもすっげー考えたんだ。
ハナが優馬と一緒じゃなかったら? とか、俺と付き合ったら未来が変わる?
とか。
でもどんなに俺がハナを好きになってもハナは優馬なんだよね。
それがめっちゃ嬉しくて、すっげー悲しかった。
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