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本当に俺が佐久優馬の生まれ変わりかどうかなんてわからない。
だけど、優馬とはとことん気が合ったよ。
まるで魂を分けた兄弟のように。
だからもうどっちでもいい。
ただの夢だとしても生まれ変わりでも、きっと俺はハナのために生まれてきたんだって。
未来を変えたとき、俺はどうなるのか分からないけど。
いいんだ、ハナが笑ってくれるならそれでいい。
俺はその使命をちゃんと果たしてるよね?
ハナ、隣には優馬がちゃんといるよね?』
あたしはそっと隣を見上げた。
真剣にあたしのスマホに目を落とす優ちゃん。
ちゃんと優ちゃんはあたしの隣に居る。
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