夢と現実

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恐怖のあまり反射的に布団をかぶって隠れた 「おはよ・・・・」 そう言って頭をポンと布団越しに撫でられる ・・・・だ・・・・だれ??? 声からして男だ こわっ!! しばらく動かない私を 何者かが我慢できずに 揺すってくる 「おーい・・・」 駄目だ・・・ここで出て行ったら 命が危険だ・・・・ よく考えると、私を守っているのは布団一枚 隠れてることになっていないのだけど・・・ それでも、私は必死で息を殺した し・・・死んだフリ!!! それでも そいつは揺すってくる 「何やってんだよ・・・・。出てこいって・・・・」 ヤバイヤバイ・・・・どうしよう・・・・ だんだん男がイラついてきているのが声色でわかる そして、ついに・・・・ 「おいっ!!いい加減に出て来い!!!!」 「きゃぁっ!!!」 私の踏ん張りも虚しく 布団が引き剥がされた 片目を瞑って薄目で相手を確認すると ・・・・・・・???!!!!! 「え・・・・・?」 「はぁ・・・。やっと出てきた・・・・。おはよ。」 そう言って微笑んだ その人は私に優しくキスをした
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