夢と現実

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「・・んっ・・!!んんっ!!!」 キスが深くなる前に私は男を引き剥がした これって・・これって・・・・ 「先輩?!」 なんで、家にいるの?! てか、なんで普通に部屋着着てるわけ? 隣に寝てるって・・・何?! 思い出せ。思い出せ・・・・ 昨日ベロベロに酔っぱらって・・・・ その後・・・・・ 寝た。 え。全然わからない・・・・・ 頭を抱えて一人でパニくっていると 「ぶはっ!!」 先輩が笑った 「あの・・・何で先輩がここに・・・?」 もう・・・聞くしかない 「お前、覚えてないの?」 ・・・・・・・・・まったく。 「はい・・・」 「マジで?!」 「はい・・・一人で寝た事は覚えてます」 「はぁぁぁぁ・・・・・・」 大きいため息をついて先輩がうなだれる 「え?なんですか・・・?」 「お前、危ないわ。これから、絶対一人で酒飲むな。わかった?」 呆れたような・・・怒ったような・・・先輩にシュンとなる 「はい・・・。」 「俺、お前が変だからあの後家に直接会いに来た。」 ・・・・・?! 「え?!」 「そしたら、お前ベロンベロンに酔っぱらってて 」 「え?!でも、家 鍵してましたよね?!」 「普通に開けてくれたよ」 私、バカーーーー!!!!! 「そんで・・・・」 そこまで言った先輩は俯いて何も言わなくなった 「え?そして?」 「・・・・。いや、なんでもない・・・」 絶対私なんかしたよー!!!! 「な・・・なんですか?!私、何したんですか?!気になって仕方ないんですけど!!!!」 先輩の肩をバシバシ叩いて顔を覗きこむと ・・・・・・な・・・・・・・ 「なんで、そんなに赤くなってるんですか?」 先輩は真っ赤になって腕で顔を隠している ・・・・・・・えぇえぇぇぇぇぇぇ・・・・?!
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