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朝、俺はまさかのベッドからの落下で目が覚めた
「いってぇー」
背中に走る激痛と、右半身がしびれている
ふとベッドの上を見ると
布団がコンモリ。
おいおい・・・。朝からかくれんぼかい?
「おーい。」
ちょっと声をかけてみると
コンモリがビクッとした
何、恥ずかしがってるのか?
可愛いやつめ・・・
俺の中では昨日 優花と想いが通じ合ったことになっている
まさか・・・・まさか優花の記憶がスッポリ抜けているなんて
思いもしなかった
揺すってみるけど、反応がない
・・・・?
なんだよー。
「おいっ!!いい加減 でてこい!!!」
「きゃぁぁ」
・・・・・・・?
優花の反応に違和感を感じた
でも、やっと見えた愛しい人にとりあえず おはようのキス・・・・
と、思ったらアッサリと引き剥がされる
「せ・・・先輩?」
・・・・・えぇ~・・・・・・・
嘘だろ・・・・・
優花の記憶が無いと聞いて 俺は夢から覚めたような気分だ
どこまで覚えてるんだ?
優花を見ると、動揺しているのか
目をくるくるしている
ぷっ・・・・
アホ面・・・・
駄目だ・・・・
我慢できない・・・・・
今すぐ 優花を俺のものにしたい
俺はまた優花の毒花に捕まった
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