夢と現実

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***** 朝、俺はまさかのベッドからの落下で目が覚めた 「いってぇー」 背中に走る激痛と、右半身がしびれている ふとベッドの上を見ると 布団がコンモリ。 おいおい・・・。朝からかくれんぼかい? 「おーい。」 ちょっと声をかけてみると コンモリがビクッとした 何、恥ずかしがってるのか? 可愛いやつめ・・・ 俺の中では昨日 優花と想いが通じ合ったことになっている まさか・・・・まさか優花の記憶がスッポリ抜けているなんて 思いもしなかった 揺すってみるけど、反応がない ・・・・? なんだよー。 「おいっ!!いい加減 でてこい!!!」 「きゃぁぁ」 ・・・・・・・? 優花の反応に違和感を感じた でも、やっと見えた愛しい人にとりあえず おはようのキス・・・・ と、思ったらアッサリと引き剥がされる 「せ・・・先輩?」 ・・・・・えぇ~・・・・・・・ 嘘だろ・・・・・ 優花の記憶が無いと聞いて 俺は夢から覚めたような気分だ どこまで覚えてるんだ? 優花を見ると、動揺しているのか 目をくるくるしている ぷっ・・・・ アホ面・・・・ 駄目だ・・・・ 我慢できない・・・・・ 今すぐ 優花を俺のものにしたい 俺はまた優花の毒花に捕まった
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