夢と現実

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「お前、どういうことだ!!!!!!」 ・・・・・???!!!!! 「た・・・・拓?!」 「は?」 私と先輩が驚きで目が飛び出そうなのを無視して 拓が先輩に向かってズンズン進んでいった そして、胸ぐらを掴んだとこで 私は我に返り 「ちょっと!!拓、やめて!!!」 止めにかかる 「お前、こんな男と何してんだよ!!」 「拓には関係ないでしょ?!」 「関係なくなんかねーよ!!セフレとか、キスとか・・・・お前・・・・お前・・・・」 拓が怒りで震えている こんな拓を見るのは初めてで 怖い・・・・・ 「てか、なんで拓・・・・家にはいれたの?」 「あ?お前の合鍵持ってるもん」 ・・・・?! 「は?!ちょっと、そんなの知らないんだけど!!やめてよ!!返して!!!」 私は勢い良く拓から鍵を奪った ギャーギャー言ってる傍でただ呆然としている先輩が ようやく声をあげた 「あの・・・・。」 「「なに?!」」 ここは兄妹だ。声がそろった 「俺、優花さんとお付き合いさせてもらっているので・・・セフレとか・・・そういうのじゃないです・・・」 ・・・・・先輩・・・・・・ 「先輩、もう 練習はいいですから・・・」 「は?!お前、なんの練習こんな男に頼んでるんだよ?!!」 拓はエッチの練習だと思ったらしい いやいやいや・・・大きな勘違いです・・・・・ 「練習とかじゃなくて・・・」 そう先輩が言ったところで 拓が先輩に詰め寄った 「おい。優花に何した?」 「ちょっと!!拓、やめてよ!!私がお願いしたの!!だから、先輩は関係ないから!!」 「関係なくなんかねーだろ?」 拓がまた先輩に殴りかかりそうになる 「ちょっと!! 先輩、ごめんなさい。今日はちょっと帰ってもらっていいですか?この男を何とかしないと・・・うるさくて・・・・。私がちゃんと説明しておきますから!!」 先輩の荷物をかき集める このまま先輩をここに置いておくと面倒だ 「いや。俺も話すよ・・・」 「だめ!この男本当にしつこいから!!だから、すみません!!また連絡しますから!!」 半ば強引に先輩を玄関に連れていく
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