646人が本棚に入れています
本棚に追加
/382ページ
この日、気持ち悪いほど
ザクロはおとなしかった
あれだけ意気揚々としていたのに
２週間、時が経っただけで
何故 彼女は何もしてこなくなったのか
・・・・この時は深く考えていなかった
ただ、早く優花に会いに行くことだけしか頭に無かったから
居酒屋からでて 俺はザクロを家まで送った
上がっていかない？と初日には聞いてきたけど
この時は 「ありがとうございました」
それだけ
・・・少し違和感を感じたけど
俺は、すぐに頭を切り替えた
ザクロは本当に諦めたんだと・・・・
簡単に考えていたんだ
そして、もう一つ・・・・
俺は軽く考えていたことがある
優花は今まで男を好きになった事がない
だから、２週間放っておいても
他の誰も好きにならないと・・・・・
俺をずっと待っていてくれると
俺以外の男に取られるかもしれないなんて・・・・
そんな事は全く考えていなかった
最初のコメントを投稿しよう！