新しい門出

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今朝からの私の態度を謝ろうと したけど それは 先輩からの甘いキスで遮られた 優しいけど 熱く 深く 今まで感じたことのないキス 先輩の想いを痛いほど感じる そのまま先輩に抱きしめられ 私は素肌の先輩の胸に顔を埋めた 温かくて 鼓動が早くて 私の気持ちと先輩の気持ちが連動しているみたいで 嬉しい ニヤける顔を隠せてよかった・・・・ 先輩の腕の中で思う存分二やけていると 「何、ニヤけてるんだよ・・・・」 ・・・・・・・!!? 「なんで分かったんですか?!」 そう言うと 先輩の顔が私のすぐ傍にきた 「俺も、同じだから」 鼻先が触れるくらいの距離で先輩が微笑んでいる ・・・・・・・・・ 「ずっと、お前を好きでいろなんて 簡単すぎて  毎日 歯を磨けって言われてるのと同じだな」 悪戯っぽく笑う先輩に 私の頬も緩む 「ずっと 放さないから。」 「・・・・はい。はなれません・・・」 また・・・・私たちの鼓動は重なった
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