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Side:森田
胸がモヤモヤ・・・
俺は一瞬 優花が俺のことを好きになってくれたんじゃないかって勘違いしそうになった
俺の幼馴染の妹 咲（さき）が現れた途端
優花の反応が少し変だった
長年の勘で、俺は嫉妬したのかと思ったのだ
んー・・・。
違うのか・・？
確認したくて、大した用も無いのに
もう一度 自分の席に咲を呼ぶと
優花は眉間に皺をよせた
・・・やっぱり・・・そうなのか・・？
店に着くまではあんなに笑顔で 嬉しそうに歩いていたのに
ここに来てからは眉間に皺をよせるか
咲をじっと観察するか・・・
明らかに 俺と咲の関係を疑ってるような・・・
でも、そうこうしているうちに
イソイソとトイレに行ってしまった
しかも なかなか帰ってこない
おいおい・・・。
本当に具合悪いだけかよ・・・
なかなか読めない優花の心に自信をなくす
咲にちょっと見てきてくれるように頼み
ため息をつく
俺だけか・・・
アイツの気持ちが気になっているのは・・・
外を眺めていると
ゆっくりと優花が帰ってきた
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