第1章ー2・退職後、結婚を決めるまで

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そうと決めた後は、即行動に移し、春から私は、個人塾を始めた。 生徒もそこそこ集まって収入もそこそこ集まった。 夜は相変わらず、家の手伝い。 でも夜の仕事は、もう嫌で嫌で仕方なかった。 だから、店が暇な日はふらっと一人で他の飲み屋に入ることを覚えてしまった。 お客で飲むのは、楽だ(笑) そのくせ、そう言ったところで知り合ったアンチャン達には、しっかり自分の家の店を宣伝して結局集客してきたから、やはり仕事は頭から離れなかったんだよ。 かくして20代半ばの私は、飲み、打つ、買うの流石に、買うはなかったが 飲み、打つ(メインは、パチンコと麻雀)平気でする女になっていた。 当時は多分、あまりいなかったと思うよ。そんな女の子は。
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