第1章ー3・いざ、結婚に向けて その壱

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私は、山育ちのせいかどうか川の流れや、水の満々と張った湖等を見るのが、とても好きだ。 湖水を見ていて、飽くことを知らない。 いっそ、この身が水に溶け込んでしまえたら、どんなに幸せだろうか等と 乙女チックな感傷に随分長い間、浸ってきたものだった。 それは自殺願望とは、違う、自然回帰を深層心理で望んでる様な、ノスタルジックな感じとでも言ったらいいのだろうか。 ダム湖に到着して、暫く、うっとり、水にみとれてしまい私は、仁にコロッと結婚の話を持ち出すのを忘れてしまった。 どこまで単純なんだって? はぁ、まぁ、そうなんですが……… いいじゃんか、単純でも!と開き直る(笑)    ∩_∩   ∧ _∧   ( 0ω0 )つ   し  ~~~~~~~~~~~~
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