第1章ー3・いざ、結婚に向けて その壱

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仁『可愛いね。 俺、女の子がいいな。』 お? 仁、そりゃ、私との間にって、ことかい? うん、いい風向きだ。 私『そう、何で?』 仁『分からないけど、最初は女の子って思っててさ(笑)』 そうか、女の子ね、分かった。まかせとけ!とは、まだ言えないな。 まだその前の話に持っていかなきゃな。 私『いいよね、女の子も。 可愛い服、いっぱい着せたりしてさ(笑) そう言えば、仁君、この間、お見合いしたって言ってたでしょう? どうだった?』 仁『…だから、あれは、叔母さんが会うだけでもって、あんまり、しつこく言うから会っただけだよ。』 私『…嘘だよ。仁君(笑) しつこく、言われたからって、その気がなきゃ、会わないよ。 まあ、会ってみて、可愛いなって思ったり、好みだなって思ったら、付き合うつもりは、あったでしょ?』
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