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「そうだな……
俺的にはもうちょっと大きい方が好みだな」
「あんた何言ってるの?」
「何ってそりゃ……」
主張が小さい女性のシンボルに視線を送る。
それに気付いたのか、セリは頬を桜色に染め、抱くように自らの身体を隠した。
「どこを見ている!」
「そりゃ、おっぱーー
ぶべら!」
ほっぺを平手打ちされた。
「悪かったな! 小さくて!
まだ私は成長期なのよ!」
「おぶ! はぶ!」
叫喚しながら往復ビンタをされる。
めちゃくちゃ痛い!
ようやく嵐が一段落したところで、
「わ、悪かった。
俺は小さくてもいいと思うぞ。おっぱいなんて小さくても男は興奮するから」
涙ながらにフォローを入れる。
「こ、興奮!?」
「ああ。だから小さくても心配するな。
そんなに小さいのが嫌なら、俺が揉んでーー
やぶふぉ!」
「小さい小さい連呼するな!
それに調子にも乗るな! 変態! バカ! 童貞!」
さっきのビンタの比ではない力で殴られた。魔力を籠めたグーで。
流石にその場に留まれず、2メートルくらい吹っ飛ばされた。
ていうか、今こいつ何て言った?
童貞っていう単語が耳に入って来たんだが……
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