第1章

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「新しいクラス、どうなったかな」 「また一緒がいいなあ」 「そうだな。」 「凛桜がいないと寂しい」 「俺も零がいないと困る」 「凛桜ももう少し色んな人と話せばいいのに」 「ええ~」 「みんな話したがってたよ?」 「ん~」 「もう、話聞いてないだろ?」 「零たちがいれば大丈夫だしいいじゃん」 「もう~凛桜~!」 「ほら、クラス表あったぞ」 「え~っと...あった!3組だ」 「俺2組なんだけど...」 「凛桜、零、はよ~!」 「あ!悠真、おはよう~」 「おはよう悠真」 こいつは逢坂悠真(おうさか はるま)。 「凛桜だけ離れちゃったんだな…」 「零も真澄も悠真もいない...友達いない...」 「3人は一緒なのにな」 「なんで俺だけ?いじめかな??」 「大丈夫??」 「大丈夫なわけないだろ...」 「そうだよね…でもほら、隣のクラスだし、会いに行くからさ」 「ほんとだな?絶対だぞ?」 「うん!」 「高校生活最後にしてぼっちになるとは思わなかった…」 「いやいや?!いい機会だし新しい友達作りなよ?」 「んん...」 ふと、目に付いた名前があった。 「生徒会長...」 「あ、本当だ!一緒なんだね」 「ああ。」
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