廃部寸前の剣道部

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 でも、剣道をするが大好きだった。打たれるのも痛いけど、でも、自分の好きな技が決まったときはとても嬉しかった。ただ、嬉しかったんだ。 叫んでも、泣いても、逃げ出しても....。 「好きだから」やめることが出来なかった。ほかの2名の部員もそんな私のことを知っていた。 だから、追いかけて殴られた。  鬼指導者にも稽古に来てくれて、そこから私たち3人はとにかく頑張った。みんな大好きだから。 稽古をして流す汗が大好きだから。
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