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歌舞伎が終わって、相馬の奥様と美味しいもので食べに行こうと、
毛の長いじゅうたんを歩いていたら……
須田家の義母様に会った。
須田家の義母様は、仁王立ちのように私たちが歩いてくるのを待っている……
このじゅうたん歩きにくいのに、ますます歩みが遅くなった。
知り合いがいたので、挨拶しますと先に、相馬の奥様を行かせてから、立ち向かう。
心はすでに折れそう。
元義母の前に立った時に気が付いた。
もう他人なんだから、無視してもよかったんじゃ~~。
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