子供の願い

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その後も毎日毎日来つづけ一ヶ月。 「さすがに根性だけは認めてやるか」と店の扉を開け中にいれ、ムーに店番をさせ奥に入れる。 「あの!」 「うるさい。そこに座れ」 「は、はい……」 「これを飲め」ただのコーヒーを渡し名前を聞く。 「多部 奏太(たべそうた)といいます。」 「高校生ぐらいだろう? 学校はどうした? 毎日こられても迷惑なんだが」 「今夏休みで……」 「そうか」そういいながらコーヒーを飲む。 じっとしたを向いて話さない奏太に、「奏太といったな。この間ネットというのを見た」とつげる。 「はい……」 「信じたのか?あんなものを」 「はい……」
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