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「俺、一旦帰るわ。親父が帰ってくるまで玉座は守らないといけないからな……もし来たら強制的にでも帰してくれ」
「そうする。でないと私も困る」
仕方がないので魔方陣からルーカスを帰し、ゆっくりと風呂に入りながら、残りの魔草と天草がどれぐらい残っているかを思い出していた。
そうだ! とついでにムーもお風呂にいれ、乾かすもののすぐにストーブの前にいってしまう。
「ムー、お前毛が焦げるぞ?」
「大丈夫ですー。最近待ち合いのおじいさん達にさわられまくってて、何だかだるくって……」
「ふむ。ならばこれ飲んでおけ。所謂、回復薬のようなもんだ。疲れがとれる」
「ありがとうございます。ところで、この前来たきれいな人来ませんね?」
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