魔王地上へ

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「わかったよ。んじゃ俺帰るから魔方陣……」 「アホか!自力で帰れ!」 「前使ってくれただろ?」 「緊急と思ったからだ。それ以外は使わん」 ケチと言い放ち外に出ていく。 勿論リアムを睨んだまま。 「では、姫。私も帰ります。 記念祭はお迎えに……」「いらん」 「時と場所もわかっているから勝手に行く」 「では楽しみにしております」そういってリアムも帰っていった。 二人が来るとどっと疲れが出る。 「ムー、そういうことだから天界に行くぞ」 「はい。お花畑一杯ですか?」 「まぁ、あるにはある。ただ、広いだけだ。あまり期待はするな」 そういって、作業部屋に籠り薬の足りないものから作っていく。
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