天界へ

6/42
前へ
/204ページ
次へ
着替えてから外に出る。 リュックにスニーカー。 Tシャツにジーンズ。 「とても姫の……」 「リアムは小姑か?日本ではと言うより、人間界では普通だ」 「もうお戻りにならないのですか?」 「わからん。先に川原にいきたい。 後、ユニコーンの血と天竜の鱗。天馬の爪……」 言い終わる前に消え、川原で天石を集めていると袋を持ったリアムが現れた。 「お前……何か言ってからいけよ。モテないぞ?」 「私には姫だけですので。ですが、姫がそうおっしゃるのなら気を付けましょう」 「はぁ……まぁ、取ってきてくれるのは助かるが」 「他に必要なものは?」 「いや、来るときにも採取したしこのぐらいで良い。さて行くか」
/204ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2482人が本棚に入れています
本棚に追加