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「そろそろ戻らないといけないな」
「そうですが、いったい何をされたいのか……」
「だからお前はバカなんだよ。あのばぁさんは、町にいづらくなったから出てきただけだ。
それもお前の乳母として城で働いていた天人だぞ? ここに来るしかなかった事情があるとは思わないのか? だから魔女と思われようとも、そのような格好をしてここで生きてるんだ! それに、あの紅茶は本当に薬としていい。ここら辺んは寒いからな。リアム宣伝しておけよ? それと、最初は変な客が来ないように見張りもつけとけ。分からないように! だぞ?」
「わ……わかりました。でも幻の洞窟って?」
「まだわからん。後で調べる。先に1000年祭だろう」
「はい。急ぎましょ……」
パチン!
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