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2018年の大河ドラマが林真理子原作、中園ミホ脚本『西郷(せご)どん!』に決まったと、今知りました。
林真理子さんは割と好きな作家さんで、たしかに現代モノのよりも古典に題材をとったもののほうが実は上手だとひそかに思っています。
今も、『六条御息所 源氏がたり』という文庫になったばかりの本を読んでいるところ。
彼女が初めて書いた歴史に題材を取った小説『ミカドの淑女(オンナ)』は本当に上手い。
下田歌子の半生と明治帝を絡めて書かれている。
見た目が美しく、心も美しいと思われている女性の心理のベールを1枚また1枚と剥ぎ取って、その中にある醜いもの、目を逸らしたいものを突きつけてくるのはすごい。
だがしかし西郷隆盛。司馬遼太郎の『翔ぶが如く』とどうしたって比べちゃう。
田原坂での杉本哲太さんの最後とか、紀尾井坂での大久保の最後とか、最終回のラスト、名場面がたくさんある。。。
それと、西郷ってあんまり好きじゃないんだな~。
今回脚本を書く中園氏は「女性ならではの視点で斬り込む」らしいが、やめてくれい。
GOとかはにゃもにゅの二の舞になるぞぉ。
来年の大河には全く興味がないしなぁ。再来年で大河は終わるのかもなぁ。。。
キャストも未定だけれど、坂本竜馬が出てくるなら、内野さん(真田丸で家康をやっている人です)がいいな。JINの竜馬はよかった。
2016/09/09
追記
NHKの公式サイトをみました。西郷隆盛は「革命家」だそうですよ。革命家。
ぜーーーーったい違うから。茫洋としているから大物感が漂っているけれど、感覚だけで動いている人(だと思う)。
そして、そして「篤姫との淡い恋」
やめろーーーー。地下人で罪人の西郷と、どうして篤姫が会うんだ・・・。しっかも薩摩だよ、薩摩。男女がとりわけ厳しく分けられて育つ薩摩。
江戸時代、隠密が生きて帰って来られなかったという薩摩。
すみません。興奮しました。ああ、スイーツ大河か。甘蔗でタルト作るのかなぁ・・・。調所広郷が泣くぞぉ
2016/9/14
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