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ぶり!
言葉。すっごく気になっている言葉に「ぶり」があります。
魚じゃなくて。久しぶり、っていうあのぶり。
これがいつの間にか、いつぶり、どのくらいぶり、結婚式ぶり、というように接尾語ふうに使われてきています。
ちーがーうー。
接尾語としての「ぶり」は男ぶり、女ぶり、身振り・手振り、勤めぶり、とかに使います。
このぶりに引っ張られて、いつぶり、と書いているみたいだけど、日本語には「以来」という言葉があります。
いつ以来、祖母の葬式以来と使います。
物書きの端くれに連なる面々であれば、少なくとも正しい言葉遣い、日本語遣いをしなくてはいけませんね。
ウェブ小説を書いている人たちの大部分は圧倒的に読書量(インプット)が少ないです。
あ、ラノベは認めてないんで、わたし。漱石・鴎外はもちろん、昭和の作家で太宰とか、川端とか、美しく豊かな文章を書ける人の作品を数多く読んでほしいと思います。それは必ずアウトプットにも現れます。
立て続けにへんな「ぶり」を読んでしまったので、偉そうではありますけれども書いてみました。
読書大事。
しのき美緒
2017/11/04
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