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い、一緒に入る?
「拓馬、一緒にって!」
「今さら恥ずかしがるような関係でもないだろうが」
「でも、今俺超汗掻いてて」
色々と言い訳をしているうちに、全部脱いだ拓馬がさっさと入ってきた。
ああ、やばい。
本当に良いからだしてるんだよなあ。
「ほれ、詰めろ」
「と、隣に立つなよ。目の毒だろうが」
シャワーをしようと立ち上がった俺の隣に並ばれると、色々と困る。
「ああ。ムラムラしてたのか」
「してない!」
「じゃあアレは興味本位か?」
湯船に浮かぶ可哀相な状態の玩具を見て、にやりと笑いやがった。
「きょ、興味本位だよ! だって、あれで拓馬がイッたんならばって」
「因みに話は変わるが」
今まで感情も見せずに、にやりとしか笑っていなかった拓馬が、急に俺からシャワーを奪うと、俺を壁に押し付けた。
「……恋人がいるのに満足してなかったって言うなら詫びて、今から全力で気持ち良くさせてやるが?」
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